虫エサが苦手でも釣りは楽しめる? ベテラン店長が教える、無理しない始め方

1. 虫エサが苦手でも、釣りに興味があるなら大丈夫

「釣りはちょっとやってみたい。
でも、虫エサだけはどうしても無理」

これは、全然おかしなことではありません。
むしろ店に立っていると、かなりよく聞く話です。

  • 魚を釣ることには興味がある
  • 海や川でのんびり過ごすのは好き
  • 家族や友達に誘われて、ちょっとやってみたい気持ちはある
  • でも、あの虫エサだけは見たくもない
  • 触るなんてもっと無理

こういう人は、珍しくありません。

それなのに、釣りの世界にはまだ少しだけ、 「虫エサが無理なら釣りは厳しいよ」 みたいな空気が残っています。

でも、ベテラン店長としては、ここははっきり言いたいです。

虫エサが苦手なことと、釣りを楽しめないことは、まったく同じではありません。

ここを一緒にしないでください。

釣りに向いているかどうかは、
虫エサを触れるかどうかだけでは決まりません。

本当に大事なのは、

  • どんな釣り方を選ぶか
  • どんな場所で始めるか
  • 何を無理して、何を無理しないか
  • 一緒に行く人が、どれだけ気を配れるか

このあたりです。

つまり、問題は
「虫エサが苦手なこと」そのものではなく、
それを無視して無理な始め方をしてしまうこと」

なんです。


店長が最初に伝えたいこと

まず安心してほしいのは、
釣りの入口はひとつではない、ということです。

たしかに昔から、釣りといえば

  • ゴカイ
  • イソメ
  • ミミズ
  • オキアミ
  • 練りエサ
  • 小魚の切り身

みたいな“エサ”の世界が中心でした。

でも今は、それだけではありません。

  • 虫エサを使わない釣り方
  • 虫エサを自分で触らずに成立するやり方
  • 疑似餌や加工エサを使える場面
  • そもそも最初の一回に虫エサがいらない釣り

こういう選択肢が、ちゃんとあります。

だから、最初の時点で
「虫エサが無理だから自分には釣りは向いてない」
と決めなくていいです。

そこは、かなりもったいないです。


逆に、よくない始まり方もあります

ただし、ここで間違ってほしくないこともあります。

それは、

虫エサが苦手なのに、最初から“慣れれば平気”で押し切られること

です。

これ、本当に良くないです。

たとえば、

  • 「みんな最初はそうだよ」
  • 「一回触れば慣れるって」
  • 「釣りやるなら避けられないよ」
  • 「そのうち平気になるから」

こういう言い方をされて、余計に気が重くなる人は多いです。

店長として言うなら、
初回で大事なのは克服ではありません。

“虫エサが苦手でも、釣りって意外とできるんだ”と思えること

こっちです。

最初から試練みたいにしなくていいんです。
釣りは、本来もっと気楽に入っていい遊びです。


本人が釣りに興味あるなら、それはかなり強い

もうひとつ、大事なことがあります。

それは、
「虫エサは無理だけど、釣りには興味がある」
という時点で、かなり可能性があるということです。

なぜかというと、
苦手がひとつあっても、その先にある

  • 釣れる楽しさ
  • 海辺や水辺の気持ちよさ
  • 魚が見えるおもしろさ
  • 一緒に行く人との時間
  • 釣って食べる楽しみ

に魅力を感じているからです。

これは大きいです。

完全に興味がない人を無理に連れて行くのとは違って、
入口さえ間違えなければ、ちゃんと楽しめる可能性がある
ということです。

だからこそ、最初の一回は慎重に作る価値があります。


一緒に行く側にも言いたいこと

この話は、本人だけでなく、
虫エサが苦手な相手と一緒に釣りをしたい人にも大事です。

もし相手が

  • 虫エサは無理
  • でも釣りは少し気になる
  • 海に行くのは嫌じゃない
  • 一緒ならやってみてもいい

という感じなら、そこでやるべきことはひとつです。

「虫エサを平気にさせること」ではなく、「虫エサが苦手でも成立する最初の一回を作ること」

これです。

ここを間違えると、だいたいうまくいきません。

初回で大事なのは、 相手の苦手を試すことじゃない。
釣りを嫌いにさせないことです。


この章でまず覚えてほしいこと

最初の結論はシンプルです。

  • 虫エサが苦手なのは珍しくない
  • それだけで釣りに向いていないとは言えない
  • 大事なのは、無理しない入口を選ぶこと
  • 初回の目的は克服ではなく、「これならまたやってもいいかも」と思えること

ここが分かっていれば、スタート地点としては十分です。


次は

次の章では、
「虫エサNGにもいろいろある」
という話をします。

実は、

  • 見るのも無理
  • 触るのが無理
  • 針につけるのが無理
  • 虫は無理だけどオキアミは平気
  • 自分では無理でも、付いていれば大丈夫

のように、苦手の中身は人によってかなり違います。

ここを分けて考えると、無理しない始め方がかなり見えてきます。