② 出発前にやっておくこと
買い物より先に、「どんな一日にしたいか」を決めよう
親子で初めての釣りに行くとき、つい最初に道具を買いたくなります。
でも実際には、買い物の前に決めるべきことがいくつかあります。
ここを飛ばしてしまうと、
- 釣り場に合わない道具を買う
- 荷物が増えすぎる
- 釣り方が家族に合わない
- 現地で「思っていたのと違う」となる
ということが起きやすいです。
だから事前準備では、まずこの順番で考えてください。
- どんな一日にしたいか決める
- 家から行きやすい釣り場候補を出す
- その場所でやりやすい釣り方を決める
- 必要なものだけ買う
この順番なら、かなり失敗しにくくなります。
まず決めるのは「何を釣りたいか」ではなく「どう過ごしたいか」
最初に家族で話しておきたいのは、こんなことです。
- 午前中だけで帰るか
- とにかく1匹釣れれば成功にするか
- 食べられる魚を狙いたいか
- 子どもに「釣れた」を感じさせたいか
- のんびりやりたいか
この段階では、まだ魚種を決めなくて大丈夫です。
先に大事なのは、親子で無理なく過ごせる一日の形です。
たとえば、
- まず1匹釣らせたい
→ サビキ向き - 食べる魚を持ち帰りたい
→ ちょい投げ向き - 短時間で分かりやすく楽しみたい
→ 堤防のサビキ寄り - のんびり砂浜や堤防でやりたい
→ ちょい投げ寄り
というふうに、あとで釣り方につながっていきます。
次に、近くて行きやすい釣り場候補を出します
Tsuricastのトップには、エリアから探す、魚種×エリアで探す、都道府県から探す、魚種から選ぶ、全釣り場一覧、釣法から探すといった入口があります。親子の初回では、まず魚や道具から入るより、近い場所を出すことから始めるのが自然です。
この時点では、候補を1か所に絞らなくて大丈夫です。
まずは 3〜5か所くらい 出してみるのがおすすめです。
候補を出すときの基準
- 車で無理なく行ける
- 移動だけで疲れない
- 午前中だけでも成立する
- 駐車場が使いやすそう
- トイレやコンビニが近そう
- 足場が怖すぎなさそう
親子釣りでは、
有名ポイントより、近くて立て直しやすい場所
の方が初回向きです。
釣り場候補を見ながら、「堤防か、港か、砂浜か」をざっくり決めます
候補を出したら、その場所の雰囲気を見て、
親子向きかどうかをざっくり判断します。
初回向きになりやすい場所
- 堤防
- 漁港
- 港内
- 穏やかな砂浜
初回では慎重にしたい場所
- 磯
- テトラ周り
- 足場が高い岸壁
- 外向きで波を受けやすい場所
親子釣りでは、釣り場の魅力より、
親が焦らず見守れるかが大事です。
その場所に合う釣り方を決めます
ここで初めて、釣り方を決めます。
Tsuricastの釣法ページでは、サビキ釣りも、ちょい投げも、どちらも難易度★☆☆の初心者向けとして整理されていて、必要な道具や向いている場所も確認できます。サビキは堤防・漁港向きで、アジ・イワシ・サバなどを手軽に狙いやすい釣法です。ちょい投げは堤防・漁港・サーフ向きで、ハゼなどの小物を狙いやすく、ファミリーフィッシング向きとして説明されています。
まず候補にしたいのはサビキ
サビキは、
- 子どもが反応を感じやすい
- 道具立てが比較的分かりやすい
- 堤防や港でやりやすい
という意味で、初回の第一候補になりやすいです。
サビキ釣りができる釣り場を探す
お子さんと行きやすい近くのスポットを確認できます
食べる魚を意識するならちょい投げ
ちょい投げは、
- のんびりやりやすい
- 堤防や砂浜で成立しやすい
- ファミリー向き
という点で、親子釣りと相性がいいです。
この段階で決めること
- 第一候補の釣り方
- 予備の釣り方を持つか
- 子どもが飽きたときに切り上げやすいか
ここで無理に難しい釣りを選ばないことが大事です。
狙う魚は「その釣り方で自然に狙えるもの」に合わせます
初回は、魚種から逆算しすぎない方がうまくいきます。
おすすめは、場所 → 釣り方 → 狙える魚 の順です。
サビキなら、アジ・イワシ・サバ系。
ちょい投げなら、ハゼや小物系。
そんなふうに、その場所と釣り方で自然に狙える魚に寄せる方が、親子釣りは失敗しにくいです。
ここで大事なのは、
大物を夢見ることより、分かりやすい1匹を目指すことです。
ここで初めて、買うものを絞ります
場所と釣り方が決まったら、やっと買い物です。
この順番にしておくと、不要な買い物がかなり減ります。
買い物の優先順位
- 安全に関わるもの
- 釣りを成立させる最低限のもの
- あると快適なもの
- 初回ではなくてもいいもの
Tsuricastの「小物・アクセサリー」ページでも、小物類は快適さと安全性を大きく変えるカテゴリとして整理されていて、特にウェア・シューズ・ライフジャケットは命を守るライフジャケットが最優先とされています。クーラーボックスも、魚を持ち帰るなら重要です。
最初に優先したいもの
- ライフジャケット
- タオル
- 飲み物まわり
- 仕掛けを安全に扱う小物
- 必要最低限の竿とリール
- その釣り方に必要な仕掛け
後回しでもいいもの
- 便利グッズの買い込み
- 予備を大量に持つこと
- 高級モデルへのこだわり
- 趣味性の強い道具
親子の初回は、
“ちゃんと使える最低限”
を揃えるだけで十分です。
事前に家族で話しておくと、当日かなり楽になること
買い物や釣り場選びと同じくらい大事なのが、
家族内でのすり合わせです。
事前に決めておくといいこと
- 何時に出るか
- 何時間やるか
- 何を成功にするか
- 子どもが飽きたらどうするか
- 釣れなくても何時に切り上げるか
これを決めておくだけで、当日の空気がかなり安定します。
親子釣りでは、
その場の勢いで長引かせないこと
もすごく大切です。
店長としてのおすすめの準備順
事前準備は、結局この順がいちばん強いです。
1. どんな一日にしたいか決める
- まず1匹
- 午前だけ
- 無理なく終わる
2. Tsuricastで近い釣り場候補を出す
- 近い
- 行きやすい
- 親子向き
3. その場所に合う釣り方を決める
- サビキ
- ちょい投げ
4. 必要なものだけ買う
- 安全優先
- 最低限優先
5. 当日の終わり方を決めておく
- 何時まで
- どこで切り上げるか
この順でやると、かなり失敗しにくくなります。
この章で覚えてほしいこと
「事前にやっておく編」で一番大事なのは、
買い物の前に計画を固めることです。
覚えておいてほしいのは、この4つです。
- 最初に決めるのは、道具ではなく一日の形
- 釣り場候補は近さと行きやすさで出す
- 釣り方はサビキかちょい投げから考える
- 買い物は最後に、必要なものだけする
これだけで、初回の親子釣りはかなり楽になります。
次の章では
次は ③ 前日やること編 として、
- 明日の天気と海況の見方
- どの条件なら行ってよくて、どの条件なら中止すべきか
- 親子釣りで「やめる判断」をどうするか
を整理していきます。