釣り人が知っておきたいマリンスポーツの話|セーリング(ヨット)編
沖の方に白い帆が見えます
天気のいい日に海を眺めていると、沖の方に白い三角形の帆が見えることがあります。
風を受けてゆっくり、あるいは思ったより速く移動している。
あれが**セーリング(ヨット)**です。
釣り人との直接の接触は少ないスポーツですが、
港や湾内の出入りには関係してくることがあります。
セーリングとは何か
セーリングは、帆(セイル)を使って風の力で水上を進むスポーツです。
ヨットとも呼ばれますが、厳密には「ヨット」は帆船全般を指し、
スポーツとしては「セーリング」と呼ぶのが正確です。
競技艇のサイズはさまざまで、1人乗りの小型ディンギーから、
複数人が乗るクルーザータイプまであります。
セーリングは1900年のパリオリンピックから正式競技として採用された
長い歴史を持つスポーツです。
日本国内の統括団体は公益財団法人日本セーリング連盟(JSAF)です。
ヨットの動きの特徴
ジグザグに進む
ヨットは風上に向かって直進することができません。
風上に進む場合は、左右斜めに交互に進路を変えながら(タッキング)ジグザグに進みます。
遠くから見ていると不規則に動いているように見えることがあります。
思ったより速い場合がある
帆走中のヨットは、風向きとセイルの角度が合っているとかなりのスピードが出ます。
遠くに見えていたのに、気づいたら近くに来ていることがあります。
エンジンも使う
レース中や本格的なセーリング中は帆だけで走りますが、
港への出入りや微風時はエンジン(補助機関)を使うことが多いです。
釣り場との関係
港の出入り口付近
ヨットは港から出入りします。
港の出入り口付近で釣りをしている場合、ヨットの航路と重なることがあります。
動力船には航路を優先する義務があり、帆走中のヨットは動力船より優先権を持つ場合があります。
港の出入り口付近での釣りでは、船の動きには常に注意が必要です。
沖の釣りとの関係
沖での釣り(船釣りなど)では、ヨットが走っているエリアと重なることがあります。
基本的に遠距離で行動するため、直接の干渉は少ないです。
岸からの釣りとは距離がある
ヨットは港の外や沖合を主なフィールドにするため、
堤防や砂浜から釣りをしている場合に直接関わることはほとんどありません。
船舶交通ルールの基本
ヨットを含む船舶には、海上衝突予防法に基づくルールがあります。
一般的に、帆走中のヨットは動力船より優先権を持ちます。
ただし、港内や航路付近では動力船や大型船の動きが優先されることもあります。
店長の結論
沖で白い帆が見えたら、それで十分です
セーリングは釣り人と直接関わることが最も少ないマリンスポーツのひとつです。
基本的に沖合を走り、港の出入りも決まった航路を使います。
岸からの釣りで意識が必要な場面は、
港の出入り口付近で釣りをするときくらいです。
そのときは船の動きに気を配ることを忘れないでください。
セーリングについての詳細は公益財団法人日本セーリング連盟(JSAF)公式サイトをご参照ください。