釣り人が知っておきたいマリンスポーツの話|カイトサーフィン編

空に凧を上げながら、海面を走っている人たちです

海岸や砂浜でまれに見かける、空に大きな凧を揚げながら海上を高速で走り、
ときには数メートル宙に浮くこともある。
あれがカイトサーフィン(カイトボードとも呼ばれます)です。

釣り人からすると「なんだあれは」という感じで目に入りますが、
距離があれば直接の関わりは少ないスポーツです。
ただ、砂浜や広い海岸では空のラインと釣り竿・仕掛けが同じ空間を使うことになるので、
基本的なことは知っておいた方がいいです。


カイトサーフィンとは何か

カイトサーフィンは、大型の凧(カイト)を操作して風のパワーを受け取り、
ボードに乗って海面を滑走するスポーツです。

上達すると、カイトの揚力を使って数メートルの大ジャンプをしたり、
波に乗ってサーフィンのようなライディングも楽しめます。

風の力だけを動力にするため、エンジンも燃料も不要なエコなスポーツで、
2024年パリオリンピックの正式競技にも採用されました。

日本国内の競技団体として日本カイトボード連盟(KBFJ)があります。


カイトの特性と範囲の広さ

カイトサーフィンの最大の特徴は、空中のカイトと水上のボードをラインでつなぐ構造です。

カイトは空高く(数十メートル上空まで)揚がっており、
そこからコントロールラインが海面のライダーまで伸びています。
このラインの長さは競技レベルでは20〜25m程度になることも多いです。

つまり、ライダーが遠くにいても、空中のラインは広い範囲に広がっています。
砂浜で同じ空間を共有する場合は、このラインの存在に注意が必要です。


釣り人との関係

砂浜での共存
カイトサーフィンは基本的に広い砂浜や海岸で行われます。
投げ釣りも同じ砂浜を使うことがあるため、
カイトのラインと釣り竿・仕掛けが同じ空間にあることになります。

カイトのラインは細くて見えにくく、
不用意に近づくと絡まったり巻き込まれる危険があります。
カイトサーフィンをしている人の近くでは、距離を十分に取ることが重要です。

始める前に地面でカイトを準備する時間がある
カイトサーファーは砂浜でカイトを展開・準備してから海に入ります。
準備中のカイトも風に煽られると動くため、周囲への注意が必要な状態が続きます。
近くで釣りをしているときは、準備が終わるまで様子を見るのが無難です。


風が強い日に多い

カイトサーフィンは当然ながら風が必要なスポーツです。
釣り人が「波が高くてつらい」「風が強すぎる」と感じる日に、
カイトサーファーは「最高のコンディション」と感じていることがあります。

風速が強い日に砂浜にいると、カイトサーファーが増えてくる、
ということを覚えておくと、釣り場での行動判断に役立ちます。


店長の結論

見た目はド派手ですが、基本は風任せのスポーツです

カイトサーフィンは視覚的にかなり目立ちます。
ただ、風向きとエリアを選んで行われているため、
釣り場と完全に重なることは多くありません。

注意すべきは、空中のカイトラインの存在です。
近くで行われているときは、ラインの範囲を意識して距離を確保してください。


カイトサーフィンについての詳細は日本カイトボード連盟(KBFJ)公式サイトをご参照ください。